DoCoMoの国際ローミング(1)~手続&設定編

200505243525c0a4.JPG今月は、新規の書き込みが非常に少なくなっています。
実は、先週の土曜まで、10日間ほどスイス旅行に行っておりました。
本業が儲かっていないので、こんな贅沢旅行をしている場合ではないのですが、人との付き合いもあるのでやむを得ず。その代わり、旅行中に撮りためた写真や、見聞は、しっかりブログやホームページのネタにさせて頂きます。
さて、今回の旅行では、携帯電話の国際ローミングを利用してみました。
十分に使いこなすことはできなかったのですが、少しだけ報告します。


私の使っている携帯電話は、FOMAの900iシリーズ。国際ローミングをする場合は、海外で使用できる端末をレンタルし、FOMAカードを差し替えればOKです。(事前の手続きとか、現地での設定が別途必要です)
さらに、2005年4月下旬からは、海外でもiMODEが使える様になりました。(韓国、パナマを除く)
私の場合、国際ローミングをしなければならないほどの、緊急連絡があるはずは無く、iMODEが使えるということで、ネタとして試しに借りてみた様なものです。
端末のレンタル料金は、事前に予約していれば、210円/日(税込)。今回の旅行は10日間なので、2,100円です。
通信料は、渡航先や通信の相手先によって異なりますので、今回の実績のみ、後ほど報告します。
[手続きと設定]
1.まず、事前に、WORLD WINGの契約が必要です。
契約自体は無料で、iMODEやパソコンでドコモのeサイトから申し込むか、電話やドコモショップで申し込みをします。
今回は、パソコンのインターネットから申し込みました。
なお、レンタル予約の直前で良いのかどうかは、確認していません。
2.渡航先と日程が決まったら、端末のレンタルを予約します。
この手続きは、iMODE、パソコン、電話、一部のドコモショップ、のいずれかで行います。
空港のドコモワールドカウンターで、出発当日に申し込むこともできる様ですが、レンタル料金が525円/日と、事前に申し込んだ場合(210円/日)の倍以上になってしまいます。なお、事前予約でも、電話で予約した場合は、525円/日の様です。
今回は、直前まで借りるかどうか検討していて、出発前日の昼にiMODEから予約したのですが、問題なく受け付けられました。もしかしたら、混雑時には端末が足りないなどの理由で、受け付けられないかもしれません。
3.レンタル予約した端末は、出発当日に、空港で受け取ります。
成田空港の場合は、QLライナーという、荷物を扱うサービスのカウンターで受け取ります。第1、第2どちらのターミナルでも、出発ロビーのフロアあります。また、関西国際空港および中部国際空港、羽田、新千歳、広島、仙台、福岡の各空港でも受け取れる様です。
受取時には、申込者の氏名や電話番号など、簡単な書類を記述します。
日程に余裕のある場合は、宅配で受け取ることもできる様です。
レンタルセットには、端末本体(N900iG)の他に、ACアダプタ、卓上ホルダ、予備バッテリ、海外用電源プラグアダプタ、取り扱い説明の小冊子が含まれます。このセットが、ソフトケースに入っているのですが、それなりに大きい(500mlの牛乳パックよりは大きい)ので、荷物の入れ場所に苦労しました。海外用電源プラグアダプタは、複数の規格に対応する可変型で、他に持って行く電気製品が少なければ、これだけで足りそうです。
4.出発前の設定
1)まず、FOMAカードを差し替えます。
レンタルセットの説明書に、レンタルした端末だけでなく、既存の端末についても、FOMAカードの取り扱い方が写真入で載っています。全機種対応という訳ではないかもしれませんが、なかなか親切です。FOMAカードの差し替えができなければ、全く使えないですから、大切なところです。
なお、FOMAカードを差し替える前に、元の端末の方で必要な設定はしておきましょう。アドレス帳をFOMAカードに保存しておくと便利です。
2)海外でiMODEが利用できる様に設定します。
以下の操作で、海外利用設定の画面を出し、[利用する]に設定します。
 iMenu>オプション設定>海外利用設定
日本国内であればパケット通信料は無料です。海外でもこの設定はできますが、パケット通信料が有料になります。
5.現地での設定
1)ネットワークを設定します。
レンタルした端末、N900iGの[MULTI]ボタンを長押しし、ネットワークの種類(3GあるいはGSM)を選択します。
今回は、ドイツ-スイス-フランスを移動しましたが、いずれもGSMです。
2)通信事業者を選択します。
N900iGには、現地で使用できる通信事業者を自動で選択する機能があるのですが、iMODEを使う場合は、通信事業者が限られているので、マニュアル設定をする必要があります。
この操作は、ちょっと難しいので、レンタルセットに入っている説明書を見た方が良いでしょう。
通信事業者は、現在地で利用できるものが一覧されるので、そこから選びます。ただし、一覧に出ていても使えないものがあるので、レンタルセットに入っている対応事業者の一覧表に指定されている事業者を選びます。
今回は、以下の事業者を使いました。いずれも、iMODE対応です。
 ドイツ(フランクフルト空港):TMO D
 スイス(全域):Orange CH
 フランス(シャモニー):Orange F
3)出発前に、海外でのiMODE利用を設定し忘れた場合は、ここで設定します。
今回、設定を忘れていたので、ドイツで乗り継ぎ待ちの時に設定しました。
6.地域を移動したら...
地域によって使える通信事業者が異なるので、事業者を選択し直す必要があります。5-2)と同様の操作で、通信事業者の再検索をし、一覧から選びます。
今回は、ドイツのフランクフルト空港で乗り継ぎ待ちがあったので、その間に設定をして動作を確認した後、スイスの最初の宿泊地チューリッヒで再設定しました。また、途中、フランスのシャモニーに一泊したのですが、バスで国境を越えた直後に設定を変更しました。
7.端末を返す前にすること
1)レンタルした端末から、必要な情報を抜き出します。
サブノートのPCも持ち歩いていたのですが、USBで接続してもレンタルした端末から、写真や受信したメールを抜き出すことができませんでした。説明書にもあったので、そういう仕様の様です。仕方が無いので、メールでパソコンのアドレスに転送しました。時間に余裕があれば、日本についてから空港で作業した方が、海外で作業するよりも通信料が安くなります。
2)レンタルした端末から、個人情報につながるものは削除します。
私は、受信したメールと、受発信の履歴を削除しました。他にも、何か履歴が残っていたかもしれませんが、慣れない端末で、全部を見つけるのは難しいです。
3)FOMAカードを差し替えます。
レンタルした端末から、自分の端末にFOMAカードを差し替えます。
これを忘れると、自分の携帯電話が使えません。
8.レンタルした端末は、到着した空港で返却します。
成田および関空の場合、到着ロビーと同じフロアで返却できます。中部は、受取も返却も出発ロビーのフロアの様です。
返却は、品物を手渡しして、備品の漏れが無いかをチェックしてもらうだけの簡単な手続きです。壊れていたら、後で連絡が来るのかもしれませんが。
なお、宅配でも返却可能です。
長くなったので、現地での利用とか、反省点とかは、別途。