システムは欺けても...

私は、ネットショッピングをよく利用します。
パソコンのハード・ソフト、本、CD、DVDなどをよく買います。他に、ミネラルウォーターや食品も。
足を運んで実店舗で買うこともあるのですが、急がないものは、店頭で現物を確認しておいてから、後でまとめてネットショップで購入します。価格に大きな差がなければ、ネットの方が品物を持ち帰る必要がなくて楽ですし、まとめ買いすれば送料無料になり交通費より安くなることが多いです。何より、商品を検索できるのが便利です。
会社勤めをしている時は、休日にしか受け取れなかったので、宅配は不便に感じましたが、今は平日の昼間に在宅で仕事をしていることが多いので問題ありません。たいていは、配達指定時刻を午前中にしています。
先日も、配達指定を午前中にして荷物を待っていましたが、12時過ぎには出かけたかったので、宅配業者のホームページで配送状況を確認しながら、外出の準備をしていました。
その時、その事件は起きたのです。


その日の朝に配送状況を見た時は、配達に出発したことが記録されていなかったので、翌日になるかもしれないと半ばあきらめていたのですが、12時直前になって、配送状況が更新されていました。
「11:53 ご不在でしたので、お預りしております。」
あれ?いつ来たの?インターホン壊れてるのかな?
少なくとも、再配達を依頼しないともう来ないはずだからと、その日に受け取るのはあきらめ、着替えを済まして玄関を出たところ、マンション前の道路に宅配業者の車が到着。部屋に戻って待っていると、思った通りその荷物がやってきました。時刻は12時20分ごろ。
 宅配屋のドライバーさん「午前中の配達指定でしたが、遅くなって申し訳ありません」
 poor SE「まだ、出かける前だったので、大丈夫ですよ~」(+作り笑い)
結果として無事届いたので、その場で苦情を言う様な大人げないことはしませんでしたが、私は君が何をしたのか知っているぞ。
宅配業者のドライバーが持ち歩くハンディ端末と配送状況システムの仕様がどうなっているのかは詳しく知りませんが、おそらく以下の様な状況だったのでしょう。
1)午前中配達希望の荷物が残っているのに、時間内に間に合いそうにないので、12時になる前に、配送状況のシステムに不在持ち帰りの情報を登録。この時点で、まだ、目的の配達先には到着していない。
2)もし、12時過ぎに配達して不在であれば、12時前に出力した不在通知をポストに入れる。そうすれば、後で、「ご指定の時間までにお届けしましたが、不在でしたので...」と言い訳できると思ったのでしょうか?
3)実際には、12時過ぎでも不在ではなかったので、荷物を渡すときに遅れたことを謝ることになる。その後、配達完了をシステムに登録。
結果として、大きな遅れなく荷物を配達できていますが、配送記録上は、11:53に不在持ち帰りし、同じ日の13:00に配達が完了したことになっているので、ちょっと無理があるかな?再配達を直接ドライバーに依頼したとしても、他の配達もあるから、こんな短時間では来ないでしょ。
この事件は、宅配業者のドライバーが、システムに虚偽の情報を登録したということになりますが、この不正を防ぐことはできるでしょうか?
GPS等を使って、情報登録時に正確な位置情報を記録すれば、後から不正を確認することできそうです。また、配達先の住所と、登録時の位置情報に大きな違いがあれば、不正情報として登録を拒否することもできそうです。
それでも、戸数の多い集合住宅などでは、ロビーに到着した時点で不在情報を登録しておけば、実際に戸別に配達をする時刻より前に、正しい位置で不在情報を作ることができてしまいます。
厳密な配達記録をするには、受取情報や不在情報を発行する仕組みが配達先にも必要になり、今のところ、実現できそうにありません。
しかし、今回の件、12時まで在宅し、実際の配達時に不在であったら、どうなったでしょう。
「12時まで玄関先で待っていたのに、11時53分に不在とはどういうことだ。でたらめを言うんじゃない!」
我が家の場合は、インターホンの故障もあり得るので、こんなことは言えませんが、一戸建で、玄関先に訪問者があったのかどうか確実に確認できる家であれば、配達先の人は怒りますよ。怒らなくても、不信感いっぱいです。
まあ、今回は丸く収まってよかったね、ドライバーさん。
配達が遅れたら「遅くなって済みません」。それが一番ですよ。