入力した文字は何?

コンピュータのキーボードで文字を入力すると、入力した文字が画面に表示されます。
入力したものが正しいことを、入力者が目で確認するためのものであり、ごく当たり前に使われています。
しかし、パスワードや暗証番号を入力するための項目等、画面に表示することで入力者以外に入力した文字を知られては困る場合、入力した文字を表示しない様になっていることがあります。この場合、入力した文字数分”*”を表示するのが一般的な様です。
パスワードや暗証番号の入力を隠すのは、パソコンだけでなく、携帯電話でもよく使われています。しかし、パスワードにアルファベットが含まれていると、その文字に対応するキーを直接操作するパソコンと違って、非常にストレスを感じます。インターネット用には英数字のパスワード、モバイル用には数字だけの暗証番号で認証できる仕組みだと、とても助かります。


さて、身近な所に、パソコンでのパスワード入力でも、たいへん苦労している人がいました。もともとパソコンの操作に不慣れだったのかもしれませんが、入力したものが画面に表示されないパスワード入力操作に異常なストレスを感じた様です。ユーザ登録直後の初期パスワードの用に、無意味で大文字と小文字が混在していたりすると、もうパニック状態です。よほどのストレスだったのか、その夜の夢に見てうなされたそうです。

※初期パスワードの様にすぐに変更してしまうものなら、別の場所に入力してコピペでも十分ですね。

どうしてそこまでストレスを感じるのかと不思議に思ったのですが、世代の違いと言うか、育った過程での身の回りの情報機器に違いがあったのかもしれません。特に電話機。
私の家は、私が大学を卒業する頃までダイヤル式の黒電話でした。電話をかけるときには1桁毎にダイヤルが元の位置にもどるまで待つ必要がありますし、当然のことながら、ダイヤルした番号が電話機に表示されることはありません。何桁目までダイヤルしたか、正しい番号をダイヤルしたかどうかを確かめる手段は無く、自分の頭を信じるしか無いのです。
ところが、パスワード入力が苦手で大変な思いをしているその人は、私よりもかなり若く、電話機は子供の頃からプッシュ式、しかもFAX共用の電話機で、入力した番号が表示されるものだったそうです。従って、数字や文字を入力すれば、入力したものがそのまま表示される環境が当たり前だった訳です。
この人が、パスワード入力で苦労した夜に見た夢は、電話をかけようと思っても、押した番号が正しく表示されず、思った所に電話をかけらないという内容です。夢の中ではかなり困惑していたそうです。

※電話がかけられない夢は、思いを伝えられないという悩みがあることを示すものでもある様です。

子供の頃に家にあった電話機の影響で、パスワード入力が苦手になるという説は、私の勝手な想像でしかありませんが、この夢の内容からすると、案外当たっているかもしれません。