二酸化炭素を分解する

というキーワードで検索してみました。
最近、地球温暖化に関するニュースが多く、家族でも話題になり、一応、化学専攻で大学を出ている私が攻撃されるので、インターネットに逃げてみました。
検索結果をいくつか閲覧し、自分なりにまとめてみました。


まず、大気中の二酸化炭素を処理するには、今の所は植物に頼るのがもっとも効率が良い様です。温暖化対策として、十分に効果があるほどの反応を人工的に起こすには、いろいろと課題がある様です。特に、大気中に0.04%しかない二酸化炭素を、反応しやすい濃度になる様に回収するのが困難です。しかし「大気中の二酸化炭素を回収」する技術も開発はされている様なので、今後に期待したいです。
http://daily-ondanka.com/news/2007/20070511_1.html
大気中の二酸化炭素を処理するのがまだ困難だとすると、大気中の二酸化炭素の処理は植物に任せて、人間が新たに作り出してしまう二酸化炭素を減らすしか方法がありません。
もちろん、化石燃料から得られるエネルギーを、二酸化炭素を発生しないエネルギーに置き換えるのが望ましいのですが、なかなか移行が進んでいませんね。
一方で、二酸化炭素が発生する所で直ちに処理をする、という方法が考えられています。たとえば、こんなもの。
http://www.toshiba.co.jp/tech/review/2004/01/59_01pdf/a05.pdf
他にもある様なのですが、実用化して普及するには、まだかかるのでしょうか?既存の技術でもよいので、国や自治体が助成する等して普及を進めないと、手遅れになりますよ。
さて、検索してみると、いろいろとツッコミ所も見つかります。
「二酸化炭素を分解するには、大量のエネルギーが必要で、そのエネルギーを作るために二酸化炭素が発生してしまうから意味が無い。」
→二酸化炭素を発生しないエネルギーを使えば良いのです。
「二酸化炭素を分解するためのエネルギー源として、二酸化炭素を発生しないものがあるのであれば、既存のエネルギー源と置き換えれば良い。二酸化炭素を分解するのは無意味。」
→既存のエネルギーを直ちに置き換えることができるのであれば、その方が良いのですが、まだまだ難しそうなので、二酸化炭素を分解する方法を考えることも、十分に意味があります。
「二酸化炭素を発生しないエネルギー=太陽光発電」
→他にも選択肢はあります。水力や原子力もそうです。風力や水素の燃焼など、発電する方法なら、実用的かどうかは別として、他にもいろいろあります。そもそも、電気じゃなくて熱を得るためなら、太陽炉という方法もあります。
「太陽炉」と言えば、先月こんな話題もありました。期待できるのかな?
http://www.werc.or.jp/subpage/houkoku/pdf/taiyo.pdf