社内SEの立場(2)

これもかなり古い話です。
たぶん入社2年目だと思うので、1988年。カルガリー冬季五輪の年です。(普通はソウル五輪の年って言うのかな)
ユーザー部門とシステムの仕様についての長い打ち合わせを終え、打ち合わせのメンバーで飲みに行くことになりました。飲んで食って、ほろ酔い気分のころ、ユーザ部門の中堅社員から、こんなお言葉。
「情報システム部門ってのは、コスト部門だからな。」
言いたいことは理解できます。システム開発を生業としている会社ではないので、今回、システムの対象としている販売部門とは違って、売り上げにつながるものは何も生み出しません。大型の計算機も、情報システム要員の労務費も、みんなコストです。
ちなみに、このお言葉を発したのは、経理部門の人。「経理だってコスト部門じゃんか」と思ったけど、経理の人だからこそ言える言葉だったのかも。売上のある販売部門の人がこれを言ったら、「じゃ、システム無しで仕事してみろ!」って喧嘩になりそうです。
それから8年後、コスト部門の一つであった情報システム部門は、大半の人員をシステム関係の関連会社に出向させました。コスト部門を卒業して、社外からも稼げる仕事をしてこいということです。


予告:「社内SEの立場(3)」は、ネタが思い出せないので期待しないで。

技術者は謙虚であれ

いつごろ誰に言われたことなのか覚えていないのですが、複数の業務システムに影響する大規模なトラブルがあったとき、部長か課長から「技術者は常に謙虚な姿勢でなければならない」と言われました。そのときは「技術者は自分の技術に自信を持たなければならない」と思って、なんとなく納得できなかったのですが、最近になって意味が分かってきました。
解釈が間違っているかもしれないですが、まず、自分の身近にトラブルの原因が無いか探しなさいと言うことでしょうか。原因は外部にあると決めつけていては、足下の原因が見えなくなります。
でも、メーカーやインターネットサービスのサポート窓口って、言葉は丁寧でも謙虚ではないですね。まあ、あれは技術者じゃないのかな。それに、初心者を相手にすることが多いから、まず相談者を疑えってことですよね。

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1秒未満を知らない人々

子供のころ、10秒待ってなんて言われて「いちにさんしごろく...」って出来るだけ早口で数えた覚えないですか?10数えるのと、10秒は違うんだけどねぇ。
コンピューターの世界では、1秒なんてのは長い時間です。1GHzのCPUであれば、10億クロックに相当するのですから。私がパソコンを始めた頃でも、100万回の命令を処理することが出来ました。
そんな世界で仕事をしているにもかかわらず、どうも1秒未満の時間を忘れてしまう人がいるようで、たびたびトラブルのもとになります。きっと、1秒が一番短い単位だと思って「いちにさんしごろく...」って子供の数えた人が元凶なのかな。

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社内SEの立場 (1)

かなり古い(※1)話題。
製造業に入社し、新入社員研修として、工場での交代勤務を経験しました。屋外の設備を巡回しているときに、現場のおっちゃんと、こんな会話がありました。
おっちゃん「配属先はきまっとるんか?」
私「はい。本社の情報システム部です。」
おっちゃん「そうか。人減らしの仕事だな。」
このとき、自分の意見を反論したはずですが、なんと答えたのか覚えていません。自分が会社のためにどう役立って行けるか、そんなことを期待している新入社員にとっては、キツい一撃でした。
「業務のシステム化=業務の効率化→人件費の削減」
まだ、こんな図式が当たり前だった時代(1987年)の話です。
それから16年後、私の勤めていた会社では、情報システム部門のほとんどの人員を、関連会社に移籍させました。「人減らしの仕事」をしていた人達が減らされてしまった訳です。私は既に辞めていましたが。


※1:多分、古い話が多くなると思う。

Blogなんて、って思ってたけど

Blogなんか始めてみました。
昨日放送の「特報首都圏」@NHKの影響だな。
Blogなんか使わなくても、自力でHTML書けるからと思ったけど、勉強?になるかなと思って。
今夜は、設定だけして寝よう。